貼るのは和紙、塗るのは柿渋。
写真の渋い色合いの小物入れ、元は安い竹籠です。
形はいいけど、そのまま使うには安っぽいとか、
形はいいけど、古くなってもうそのままでは使えない
なんていう時にやってみます。

全部和紙で作ってもいいですが、
材料費が高くつきますので、
最初は新聞紙や反故にした習字紙などをちぎって、
水で少し薄めたのりをつけて、
竹籠にぺたぺた貼っていきます。
まんべんなく貼ったら乾かして、
また同じように全体に貼っていきます。
しっかり貼れたら、
今度は和紙をちぎって、同じように貼っていきます。
乾かしては重ねて貼ってを2〜3回繰り返し、
しっかり乾かしたら、今度は
日本の伝統的塗料である柿渋を塗ります。
柿渋は、使ったことのある方はご存じでしょうが、
とてつもなく臭いんですよねぇ(乾くと消えてしまいますが)。
でも!最近は無臭の柿渋というものが売られておりまして、
今回使ったのはその臭くない柿渋です(だから、室内でも大丈夫^^!)。
まんべんなく塗ったらよく乾かし、
重ね塗りをしたらまた乾かし・・・・・
を、4〜5回繰り返したら出来上がり♪
乾くのに時間はかかりますが、1回分の作業は大したことないので、
家事や仕事や団らんの合間にちょこっとやっては放っておいて、
乾いた頃にまた次の作業をやって・・・・・
としていると、いつの間にか出来上がっていますよ〜♪
和紙は丈夫ですが、
柿渋を塗ることでさらに丈夫に、水にも強くなります。
安物の、あるいは古くなった竹籠が、
渋い色合いのしっかり長持ちする物入れへと変身♪
写真はつい先日柿渋を塗ったものですが、
自宅でCDや小物を入れて使っているものは
もう10年以上使っているのにびくともしないどころか、
ますます色つやもよくなって、
とても中身が100円の籠とは思えません(笑)。
手軽にできる竹籠リメイク、
お試しになってはいかが?
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posted by mamasherry at 23:56
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